11歳息子の親知らずの抜歯

小学5年生 11歳の息子が小学2年生から矯正中で一期矯正終了。咬み合わせは安定しています。
FKO装置使用中です。
永久歯歯列完成後希望があれば二期治療との治療計画書を5月にいただきました。
奥歯7番はまだ生えていませんので経過観察をしています。
一期矯正が終わり歯並びも完璧とはいえませんが満足しているので永久歯がすべてはえてから問題があり息子も納得すれば2期治療をしようと考えています。
息子も一期矯正につかれたようで、2期はやりたくないといいだしました。

息子は歯が大きく顎が狭いです。
現在かよっている歯科では一期矯正中に下顎親知らずを抜く方針で、毎年親知らずの抜歯をいわれ、子どもの年齢のこともあり中学生くらいになってから抜歯をしたいと先生にお伝えしてありました。
その時に抜歯が遅くなると歯並びが悪くなる可能性があります。
神経損傷のおそれがあるとの説明をされました。
レントゲンでは、左下親知らずが真横に向いているような状態です。
そして夏休み前ということもあり再度先生から、抜かないと歯並びが、がたがたになる。左下は抜いておきたい。
歯が大きく成長が早い中学2年生くらいの状態だ。次の装置もいれたい。
親知らずを早期に抜歯することで歯並びをよくするというのは理解できるのですが、今しないと本当にいけないのでしょうか?
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親知らずの抜歯時期についてですが、歯並びについてのみ考えたら、親知らずが種のうちに抜いてしまった方が心配が少ないでしょう。
一方、ご質問にも書かれておりますが、抜歯時に神経損傷のリスクがありますので、種の状態の親知らずを抜くことに慣れた先生にお願いすると宜しいでしょう。
矯正治療以外で、種の状態の親知らずを抜くことは殆どないと思いますので、経験のある先生は少ないと思います。
歯の形成初期の状態は、レントゲンにも写りにくく場所を特定しにくいのですが、その状態ですとまだ歯が柔らかいため、場所さえ間違えなければ抜歯するのはさほど難しくありません。
歯の形成がもう少しすすんで、レントゲンに白く写るようになってくると歯が固くなってしまい、抜歯が難しくなります。特に歯の頭の部分だけ白くなった状態が抜きにくいといわれています。


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